サッカーのポジションはたくさんあり、フォーメーションごとにある・無いポジションがあるので難しいかと思います。
なので図にしてポジションの用語や役割を紹介したいと思います。
図の赤丸が該当のポジションです。
ゴールキーパー(GK)

言わずと知れたゴールキーパーです。チームに必ず1人だけ置くことができ、 ペナルティーエリアなら手を使うことができます。
次はDFです。
センターバック(CB)

センターバックは主に4バックの真ん中のディフェンスのことを言います。
浦和レッズで該当する選手は、マウリシオです。
ストッパー

ストッパーは3バックの左右のディフェンスのことです。
主に相手の2トップに対してマンマークをします。
浦和レッズで該当する選手は、槙野智章や森脇良太です。
スイーパー(SW)

スイーパーは3バックの中央を言います。
ストッパーが相手の2トップにマンマークしたのに対して、
スイーパーはカバーリングをしたり、ディフェンスラインのコントロールをします。
浦和レッズで該当する選手は、マウリシオです。
リベロ

リベロはスイーパーとほぼ同じですが、リベロは攻撃参加をします。
元々、リベロはイタリア語で「自由」の意味で、攻撃参加する選手のことを言いますが、
最近はスイーパーのこともリベロと言うことが多いです。
浦和レッズで該当する選手はいませんが、元選手では田中マルクス闘莉王が該当します。
サイドバック(SB)

サイドバックは4バックのサイドを守備し、チャンスがあれば攻撃参加をします。
浦和レッズで該当する選手は、宇賀神友弥や平川忠亮です。
ウィングバック(WB)

3バックのサイドハーフの選手をウィングバックと言います。
ウィングバックは登録上ミッドフィルダーですが、サイドの守備をするので、ウィングバックと言います。
そのため、3バックは実質5バックになります。
サイドの攻守にわたって長い距離を動きます。
守備もするので守備力やフィジカル、激しい動きをしますのでスピードや持久力が求められます。
特にミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ)のウィングバックは守備時はディフェンスライン、攻撃時はフォワードまで上下の激しい運動をします。
浦和レッズで該当する選手は、関根貴大や元選手では駒井善成です。
サイドバックとウィングバックの違い
サイドバックは4バック、ウィングバックは3バックのサイドのことを言います。
サイドバック → 4バック
ウィングバック → 3バック
次にMFです。
ボランチ、ディフェンシブハーフ(DMF)

ボランチはポルトガル語で「車のハンドル」のことを言います。
日本では「守備的ミッドフィルダー」や「中盤の底」と言われます。
守備のカバーリングや攻撃の組み立てなど、攻守にわたって大事な働きをします。
ウイニングイレブンではディフェンシブハーフ(DMF)と言います。
浦和レッズで該当する選手は、阿部勇樹や鈴木啓太です。
アンカー

アンカーはさらに守備的なボランチのことを言ったり、ボランチが1人の時のことを言います。
ボランチが3人で三角形の時はアンカーとインサイドハーフに分けて言います。
「中盤の底」とも言われます。
浦和レッズで該当する選手は、青木拓矢です。
インサイドハーフ(IH)

インサイドハーフはボランチとトップ下との間のポジションを言います。
ボランチが1人で三角形を作る時は、アンカーとインサイドハーフに分けて言います。
サイドハーフ(SH)

スピードある選手やドリブルの上手い選手が入ることが多いです。
浦和レッズで該当する選手は、梅崎司です。
トップ下、オフェンシブミッドフィルダー(OMF)

トップ下の攻撃的なミッドフィルダーのことを言います。
日本では司令塔と言います。
パスのセンスがある選手が入ります。
ウイニングイレブンではオフェンシブミッドフィルダー(OMF)です。
浦和レッズで該当する選手は、柏木陽介や小野伸二です。
セントラルハーフ(CH)、セントラルミッドフィールダー(CMF)

セントラルハーフは日本では馴染みの無いポジションですが、
ミッドフィルダーがフラットに並んだ時のポジションを言います。
主に伝統のイングランドであった中盤フラット型4-4-2のポジションです。
現代サッカーはトップ下とボランチが分業するようになり、このポジションはほとんど無いです。
2018年ワールドカップのイングランド代表は3バックだったり、マンチェスター・ユナイテッドでも4-2-3-1になっています。
最後はFWです。
ウィング(WG)

4-2-3-1の「3」に入るサイドの選手や、4-3-3の3トップに入るサイドのフォワードの選手のことを言います。
スピードがあり、ドリブルやカットイン(ドリブルでサイドから中央に切り込む)が上手い選手が入ります。
浦和レッズで該当する選手は、原口元気や高木俊幸です。
シャドー、1.5列目、セカンドトップ(ST)

シャドーはセンターフォワードの周りに入り、センターフォワードを補佐したり、スプリント(走り出し)で、チャンスを作ります。
「1.5列目」とも呼ばれます。
ウイニングイレブンではセカンドトップ(ST)です。
相手のセンターバックとボランチの間にポジションを取るので、相手はマークしづらい特徴があります。
浦和レッズで該当する選手は、武藤雄樹です。
センターフォワード(CF)

得点力のある選手やポストプレーが上手い選手が入ります。
浦和レッズで該当する選手は、興梠慎三です。
他のスポーツとの違い
サッカーは野球の様に守備位置が固定ではなく、フィールドプレイヤーの10人はチームごとにポジションは自由に置くことができます。
ポジションはフォーメーションによって名称が異なることが多いので、フォーメーションと一緒に覚えるのが良いでしょう。