Jリーグ各クラブのCMS導入状況を調べました。
今回のブログはJリーグ各クラブのホームページについてです。
私の本業はWebデザイナーでして、仕事でWordPressやMovable Typeなど組むことが多いので、
Jリーグ各クラブはどんなCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使用しているのか気になったので、調べてみました。
CMSとは
ITに疎い方へはCMSとは何か思いますので説明をします。 CMSとは「コンテンツマネジメントシステム」の略でホームページにあるニュースのリリースなどを、 ブロブを書くように編集ができるソフトウェアのことです。
管理画面があり、クラブの職員や制作会社の方々が文字の入力をしています。
制作会社の技術レベルや制作予算の都合で変わりますが、無料で配布されたいるソフトウェアを使用したり、
スクラッチ(ゼロからシステムを作る)で開発することがあります。
今回出てくるCMSは、WordPress(ワードプレス)、Movable Type(ムーバブルタイプ)、Drupal(ドルーパル)です。
ちなみにWordPressとDrupalは無料で使うことができます。
Movable Typeのライセンスは有料です。
調べ方法
ホームページのソースコード見て「wp-content」があれば、WordPress、
URLに「/mt」や「mt.cgi」と打って管理画面が出てくれば、Movable Typeなどの判定方法をします。
調べた結果
調べた結果です。
WordPress | J1北海道コンサドーレ札幌ベガルタ仙台 浦和レッズ FC東京 セレッソ大阪 J2水戸ホーリーホックFC町田ゼルビア 横浜FC 湘南ベルマーレ 松本山雅FC ツエーゲン金沢 FC岐阜 レノファ山口FC アビスパ福岡 V・ファーレン長崎 大分トリニータ J3グルージャ盛岡ブラウブリッツ秋田 福島ユナイテッドFC SC相模原 藤枝MYFC アスルクラロ沼津 鹿児島ユナイテッドFC FC琉球 |
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Movable Type | 川崎フロンターレ カマタマーレ讃岐 |
Drupal | 横浜F・マリノス Y.S.C.C.横浜 |
所感
なんと53クラブ中、24クラブがWordPressを使用していました。
我が浦和レッズもWordPressを使用しています。
ちなみに私は某クラブのホームページの制作に携わったことがありますが、
WordPressなどのオープンソースのCMSは使わずにスクラッチ(ゼロから作る)で開発をしました。
常時SSLのクラブも出てきている
調査中に気になったのですが、以下の4サイトが常時SSLでした。
- 清水エスパルス
- セレッソ大阪
- AC長野パルセイロ
- ギラヴァンツ北九州
常時SSLとはURLの「http://」ではなく「https://」と「s」が付くことです。
Google Chromeだと「保護された通信」と表示されます。
(細かい説明は省略しますが)
今時ですね。
以上が、Jリーグ各クラブのCMS導入状況でした。