堀孝史

2017年7月29日の札幌戦後、ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ)が解任され、7月30日に堀孝史が監督になりました。
そこで、堀孝史でどう変わったのか書いてみたいと思います。

堀孝史とミシャの戦術の違い

堀孝史が変えたのはこんな感じでしょうか。

  • 後ろから繋げなくなった
  • フォーメーションを4-1-4-1に変更
  • コンディション重視のターンオーバーするようになり、全員にチャンスが回った
  • ショートコーナーを使うようになった

後ろから繋げなくなった

まず、変えたのがミシャサッカーの特徴的だったゴールキックをショートパス繋いだり、クリアせずにDFラインからビルドアップするサッカーを止め、より安全に進めるようになりました。

フォーメーションを4-1-4-1に変更

最初、堀孝史はミシャのシステムを続投しましたが、25節の柏戦から4-1-4-1フォーメーションを変更しました。

4-1-4-1は浦和レッズユースの監督をしていた時代から採用していて、堀孝史とっては馴染みのあるフォーメーションです。

4-1-4-1にしたことで、ミシャの弱点だった中盤の空きを厚くすることができ、守備も中盤からプレスをかけることができるようになりました。

しかし、2列目はシャドーというよりはインサイドハーフの役割になり、1トップの興梠慎三と2列目との距離感が大きくなりました。

そのため、KLM(興梠慎三・李忠成・武藤雄樹)のような縦パスを入れてワンタッチで繋いでフィニッシュする攻撃が少なくなってしまいました。

堀監督の基本フォーメーション
上海上港戦のフォーメーション

選手はミシャ時代のフォーメーションとあまり変わらないと言っているが…

選手はミシャ時代と攻撃時のフォーメーションとあまり変わらないと言っていますが、だいぶ違うと思います。

まず、ミシャ時代の2列目は李忠成と武藤雄樹のFWの選手を置いてましたが、堀監督はインサイドハーフが得意な柏木陽介や矢島慎也、プレスが得意な長澤和輝を置いています。そのため先述の通り、興梠慎三と2列目の距離感が大きくなりました。

また、ミシャ時代のサイドは宇賀神友弥や関根貴大(関根は2017年8月に移籍)、駒井善成を置いてワイドに張らしてましたが、堀孝史はラファエル・シルバ、高木俊幸、武藤雄樹、ズラタンなどのFWの選手を置き、カットインやダイアゴナルラン(斜めの動き)を狙うようになりました。

コンディション重視でターンオーバーし全員にチャンスが回るようになった

堀孝史が就任時、ウイングバックに菊池大介を置いたり、フォーメーションを変えてから青木拓矢、矢島慎也、高木俊幸、長澤和輝、平川忠亮がチャンスを得ました。

ミシャは前線の選手を入れ替えることはあってもDF替えませんでしたが、
堀孝史は森脇良太をベンチ外にしたり、槙野智章を休ませたりしました。

ショートコーナーを使うようになった

コーナーキックキックはショートコーナーも使うようになり、2人が助走に入るようになりました。

ショートコーナーは相手の中の枚数を減らす役割や、ニアに引きつける作用があるようです。

ちょっとギド時代を思い出しました。

感想

4-1-4-1のフォーメーションは均等にブロックを作るには良いフォーメーションだと思います。

上手くいけば堅守速攻の浦和らしいサッカーが帰って来るかもしれません。

前任のミシャのサッカーをリセットさせたわりには、堀孝史は良くやっていると思います。 暖かい目で最終節まで見届けたいと思います。

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